部署発表を通じた学びと共有の取り組み(発表者:薬剤師 草薙)
医療の現場では、薬が「効く」だけでなく「届く」ことがとても大切です。 当院薬剤部では、日々変化する医薬品の供給状況に対応しながら、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりに力を注いでいます。
最近の朝礼では、こんな話題を共有いたしました。
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💊 薬が届かない?その背景と工夫 薬価制度や流通の課題により、一部の医薬品が手に入りにくくなることがあります。薬剤部では、代替薬の提案や情報提供を通じて、患者さんの不安を和らげる努力を続けています。
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🧠 医療のしくみをわかりやすく 診療報酬や病院経営の話も、患者さんにとっては遠い世界。でも、薬剤部のスタッフが「なぜこの薬を選ぶのか」「どうして治療方針が変わるのか」「リハビリ病院の良さ」を丁寧に説明することで、納得と安心につながっています。
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🤝 地域の皆さまとともに 薬剤部では、院内だけでなく地域の方々にも医療の現状を伝える取り組みを進めています。ホームページでは、こうした発表内容や工夫をわかりやすく紹介しています
このような取り組みを通じて、職員一人ひとりが自部署を超えた知識を持ち、協力し合える体制を築いています。部署発表は、「共に学び、共に成長する文化」を育み、患者さまや地域の皆さまに安心していただける医療につながっています。
今後も当院では、各部署の発表や学びを継続的に紹介し、地域に開かれた病院づくりを進めてまいります。
編集担当:永山